見つけたら一度は体験してほしい余市10年

炭火のスモークとモルティーでコクのある甘さ
まずはストレートから。
余市の代名詞、炭火のスモークが心地よく、コクのある甘さが鼻をつく。
香りそのままの味わい。
蜂蜜・キャラメルの甘さ・ダークチョコレートのこく
焦がしたナッツ・黒糖・みたらし団子のような甘さも奥に感じる。
余韻はやはり上品で心地の良いスモークが鼻を抜ける。
いいね。
ロックも印象は大きく変わらない。
ただ、加水が進むと舌の食感がよりスムーズに水よりもスムーズに変化していく。
スモークの余韻がストレートより長く続く。
ハイボール。
騙されたと思うかもしれないが、最もスモークを心地よく感じる。
過去のスモーキーウイスキーとは異なる、類まれな心地よいスモーク。
味わいにコクのある甘さは残っている。
ストレート・ロック・ハイボール全て試して欲しい。
余市蒸留所のこだわり。石炭直火蒸留。

余市蒸溜所の石炭直火蒸溜は、効率や再現性よりも酒質を優先する伝統技術の継承に重きが置かれている。
釜底を直接加熱することで局所的な高温と激しい沸騰が生まれ、モルト由来のコクと厚みを保ちながら、ロースト感や香ばしさを伴う重厚な骨格を形成する。
結果として、クリーンで軽快な現代的蒸溜とは異なる、オイリーで力強く熟成耐性の高い個性を持つウイスキーを生み出している。
スコットランドに近い冷涼な気候環境と余市の土地がもたらす影響

余市蒸溜所のウイスキーづくりは、北海道日本海側という厳しい自然環境に強く影響されている。
冬の低温と冷涼な気候は発酵を穏やかにし、クリーンで雑味の少ない基盤をつくる一方、石炭直火の力強い酒質と相まって厚みのある骨格を形成する。
海風や湿度のある沿岸気候は熟成中の樽呼吸にも作用し、オイリーで重厚ながら微かな潮気と引き締まった印象を持つ余市らしい個性を育てている。
創業者「竹鶴政孝」と余市

余市蒸溜所の創業者・竹鶴政孝は1918年に単身スコットランドへ渡り、本場で蒸溜学・発酵学・ブレンディングを体系的に学んだ。
帰国後、日本で本格ウイスキーを造るという信念を貫き、理想的な環境を求めて1934年に北海道余市に蒸溜所を創設する。
冷涼な気候、海に近い立地、手間と技術を要する石炭直火蒸溜など、“効率より品質”“伝統の継承”という思想は、現在も設備・工程・人の技術に受け継がれている。
職人の火加減管理、重厚で骨太な酒質を良しとする設計思想、熟成に耐える力強い原酒づくりという価値観が脈々と保たれ、余市ならではの個性と存在意義を支える精神として今も生き続けている。
今回はここまで!
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